経過概要2022年版
「平成4年(1992年)~令和3年(2021年)の経過の概要」(以下の内容)をPDFファイルにしてあります。
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羽村駅西口区画整理これまでの経過概略                

                                               

平成4年(1992年)                                   

7月 市と西口対策協議会(反対派)の会合(下記②の拡大された区域の住民は不

    在)

  ・市は、①区画整理基軸の整備②区域の拡大③まちづくり委員会設置の「3点      合意がされた」と主張。

  ・出席者は合意はなかったと主張(TBS報道特集にて証言あり)。合意文書も

    ない

8月 市は拡大地域に区画整理の説明も他の選択肢もない誘導的アンケートで             

   62.5%が賛成とした。

9月  住民説明会前であるにも拘わらず市議会で市長は「区画整理でやることが確 

   認された」と発言。

11月 第1回説明会の案内状には「皆様方の大方の賛同をいただきました」と賛

     同捏造

11月 市主催の懇談会で質問や反対意見が多く出る中、賛否も取らず賛同を得た

     と公報に記載。

平成5年(1993年)

1月 市は、区画整理の説明が全くない無責任な文で、回覧板を使い「まちづくり

   委員」を決定。

平成7年(1995年)

7月 説明会で反対意見多数出るが、賛否も取らず「原案承認され、大方の賛同を

  得た」と公報。

 

平成8年(1996年)

3/29  「まちづくり委員会の具申書は住民の総意ではない。賛否の意見を聞く要

    望」131名提出。

4/6  住民、「羽村駅西口地区の区画整理を考える会」発足

4/24 市「まちづくり委員会」の傍聴拒否、「区画整理は合意がなくても出来る」

     と発言

4/27 「・・・区画整理を考える会」から「羽村駅西口区画整理反対の会」へ名称

      変更

4/30 都知事と羽村市長に都市計画の公告・縦覧凍結署名 1695名を提出。

6/18 都市計画案への意見書、都へ2328通、市へ1111通、合計3439通を提出。

7/19  東京都環境保全局へ「環境影響評価書」への意見書が1810通提出され、想

    定以上に多かったため、都は見解書作成業務などを次年度へ繰り越す。

8/4  TBS報道特集で「区画整理が街にやってきた」が放映される。(3点合意  

   はなかったと証言)

8/26 「行政手続き中止署名」、1402名分(区域住民過半数)を羽村市議会へ提出

 

平成9年(1997年)

10/16  東京都環境保全局へ「環境影響評価書の見解書」に対し意見書2330通を提

      出。

平成10年(1998年)

2/13 東京都都市計画審議会当日、都知事及び都計審へ「事業中止署名」を追加提

     出。(地区内住民署名1407名、区域住民過半数)

3/20 東京都知事「都市計画決定」告示。羽村市長へ「事業中止署名」1650名分提

     出。

 

平成12年(2000年)

5/11 国会の国土環境委員会で、社民党の大渕絹子参議委員が西口区画整理につい  

  て「計画を最初に戻し情報公開と住民参加の徹底を!」と意見を述べたとの連

    絡あり。

9/22 中村敦夫参議院議員、西口区画整理を「不可解計画ワースト10」の9位に。

   (日刊スポーツ)

平成13年(2001年)

2/25 TBS噂の東京マガジンの「町づくり、金も土地も市が奪う怪」で、羽村市    

   の羽ヶ上区画整理の不平等、不透明な清算金問題が全国に報道される。

11/29 並木市長へ「ブロック説明会の抗議及び要望書」と説明会の通知ハガキ返

      却(合計206通)

平成14年(2002年)

3/11 事業計画案の説明会時、並木市長と都知事へ区域内成人反対署名735名分を

      提出

4/12 事業計画案の反対意見書 1243通を提出。

9/4  都・都市計画審議会は、口頭陳述希望者が410名と多かったため、口頭陳述の

   やり方のみを審議。

9/27~3日間、東京都が羽村市に出向き、計223名が口頭意見陳述。

                     (推進の意見陳述は14名だった。)

11/13 「14年度支出の返還と公金支出差し止めを求め」東京地裁に提訴、原告129

      名。

12/19 第156回東京都都市計画審議会は、事業計画案への推進、反対両方の意見書     

    を不採択とし、「事業の実施に当たっては、関係住民にさらに十分説明を       

    行い、円滑な施行をはかること」 という異例の付帯意見を附した。

 

平成15年(2003年)

2/13 昨年4月の事業計画案に対する、推進派の不当な意見書が発覚。

   ・東京都からの回答で、推進側の東京都都市計画審議会の結果通知の宛先不明       

   174通また「意見書を書いた覚えがない」という連絡が数十件、東京都に入

     ったとのこと

4/16  並木市長「羽村駅西口区画整理事業計画決定」を公告

 

平成18年(2006年)

2/17 「(推進の)土地権利者の会への市の補助金返還及び差し止め」東京地裁へ

     提訴(原告9名)。

4/4  最高裁判所第三小法廷にて「公金支出差し止め裁判」の口頭弁論がおこなわ

     れた。(4名にて)

4/25 最高裁判決「監査請求は適法。東京地裁に差し戻す」NHKテレビで放映さ

     れる

7/31 駅前14棟の移転補償費の公金支出差し止めを求める監査請求を提出336名。

 

平成19年(2007年)

4月 区画整理部組織変更(「区画整理管理課」「区画整理事業課」の2課体制へ 

    強化)

 

平成20年(2008年)

2/4 「仮換地案の供覧は公平・公正確認のため情報公開を求める請願」278名を提

    出。

2/15~3/15「換地設計第1次案」発表。地権者約1200名中580名から871件の意見が 

  提出されたが、多くの反対、見直し修正意見は審議対象外となり、位置と間口 

  形状、日照、接道のみの審議とされた。

2/19 1期29回の区画整理審議会で、「換地設計第1次案」の意見募集中であるにも      

   かかわらず、 駅前1棟(2筆)の仮換地指定を諮問。

 

平成21年(2009年)

1/14  都と市へ「住民負担の大きい区画整理手法でなく修復型街づくりを求める

    署名」510名を提出

6/5  「換地設計第1次案」の意見・要望書に、個別に回答を求める署名 127筆を

       提出

6/15  宅盤高測量調査。(事業計画書に「ほぼ平坦」高低差14mとあるが、実際は 

    21mの高低差)

11/25「事業に協力しない旨の地権者通告書」国と東京都、羽村市に追加提出。計

      366通。

 

平成22年(2010年)    

10/29 玉野コンサルトの区画整理を前提とした「環境に配慮したまちづくりアンケ

     ート①」 受取拒否72名が返却「12/8アンケート②」は、返却希望者多数

   で、回収率はたった16%

 

平成23年(2011年)

2/18~3/10 「換地設計第2次案」の個別説明を強行。312人から約1000件の意見   

   書が提出された。

   市は反対や見直しの意見は審議対象外とし、換地に関しても約85%を不採択

     とした

    ・市の先行取得地を都道に当て減歩率を下げるのではなく、「事業管理用地」 

   と名付け、約 30箇所にばらまき、公園も分散化させ「ポケットパーク」と 

   名付け配置するなど、公園の在り方としても問題。また不公平な「換地設計

      図」となった。

   ・接近係数を駅からの直線から歩行距離へと変更。地権者は一次案との比較が  

   難しくなった。

3/24  「稲荷緑地上の幅8m道路反対署名」該当地域住民や関係者153名が市へ提

     出。

4/8 西口整備を考える会の地権者対象「第2次案反対に関する陳情書」387筆第1回提

    出。

  (「西口整備を考える会」:土地権利者の会、羽村駅西口区画整理反対の会、  

    西口まちづくりを考える会の有志でH23年1月に発足。)

5/20  長期総合計画資料に西口区画整理進捗率は事業費ベースで、12年間で10%      と掲載。120年  掛かる事になる。

 

平成24年(2012年)

2/22  非公開の区画整理審議会の議事録が全文黒塗りの開示に対し、地権者等5名 

    が異義申立。情報公開・個人情報保護審査会の答申で開示部分広がる。

    (議事録は市のホームページに掲載されている。)

平成25年(2013年)

6月議会にて換地面積の算定で、縄伸びが平成18年11月以降も認められていたこと

       が判明

8/13付けで、「換地設計決定」の通知が全地権者に郵送された。

9/30 西口整備を考える会の地権者対象「第2次案反対に関する陳情書」市へ計427筆

     提出

11/4 第2回事業計画変更案 公告・縦覧。539名から912通の反対意見書、350名

   が口頭陳述希望。

    (区画道路変更、大きな公園分散。平成29年度市費59億円等、不可能な数字が

      並ぶ)

 

平成26年(2014年) 

5/15 第205回 都.都市計画審議会にて、口頭陳述希望が350名と多かったため審議

   は11月に延期。

6/11~13 東京都が羽村市「ゆとろぎ」に出向き208名もの反対や見直しの陳述を

       聴取

11/18 第207回 東京都.都市計画審議会、意見書及び口頭意見陳述全て不採択と

       した 

12/17  並木市長「第2回事業計画変更」を決定。(碁盤の目の道路網変更せず。)

 

平成27年(2015年) 

3月 都・西多摩建設事務所「羽村大橋の工事は奥多摩街道迄でH30年後半から約10年」

    「2重構造は昔の計画図で決定していない。そのまま西口地区へ上がることも 

   可能な図面。」と説明。

6/8 「第2回事業計画変更決定」の取消を求め、地権者等121名が東京地裁に提訴。

12/3  「区画整理事業に関わる工事説明会実施申立書」に、並木市長「説明会は行

   わない」と回答。

      9月市議会にて並木市長「集団移転工法等を取り入れ、事業期間は今後30年

      程度」と答弁

 

平成28年(2016年) 

7/11 今の区画整理計画図面での「地区計画原案」に対し、約140名が反対意見書

     提出

10/7 「都市計画案(用途地域・地区計画)」に約132名が反対意見書を提出。 

11/22「第5次長計の後期基本計画」の「西口区画整理事業推進」の削除を求め130

   人が意見書提出。

 

平成29年(2017年) 

3月市議会、「移転実施計画」に通常工程なら79年、平成106年終了という記載が問

      題に

 

平成30年(2018年)   3・4・12号線について、市議会答弁にて    

石川部長:交通量等も調査をし、立体の必要性等を検証をしていく必要があると思

      う。(3月議会)

細谷都市建設部長:計画から時間も経過している。立体交差、歩道設置等も含め幅          

    員構成の再度協議を行う必要があると。都も市も共通の認識。(9月議会)

 

平成31年(R元年)(2019年)

2/22 東京地裁「第2回事業計画変更決定取消裁判」の住民側「勝訴」。

    市に「違法・取消」判決

3/6    市は、判決を不服として、東京高裁に控訴。

5/20   市は、事業期間を15年延長する「第3回事業計画変更」を決定。

10月 川崎4丁目、遠江坂周辺にて、縄文中期・敷石遺跡が出土(4基目)

11/12 4期3回区画整理審議会で、換地変更諮問(移転拒否等のため市有地へ変 

    更、計10箇所)。

11/13 「第3回事業計画変更決定」の取消を求め、地権者等63名が提訴。

 

令和2年(2020年)

10/8 4期4回区画整理審議会で、2回目の換地変更諮問(移転拒否等のため市有地

    へ変更3筆)。

12/16 東京都都市整備局へ「整備、開発および保全の方針」に135名が意見書を提

       出。

 

令和3年(2021年)

3月28日 羽村市長選にて、羽村駅西口区画整理事業の「検証」を掲げた

     橋本 弘山氏 当選